凪司工房の徒然

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2024/11/18 14:42

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みなさん、こんにちは、凪司工房です。

今回は試行錯誤してlinux環境でも何とかゆっくり（Softalk）を使えたので、それについて、覚書を残しておこうと思います。
ただこの通りにやったところで全ての人がlinux環境でゆっくりできるかどうかは定かではありませんが、一人でも多くのゆっくらーが環境の壁を乗り越えて、ゆっくりしてくれることを祈ります。

今回使った環境は以下です。PCの性能については今回は特に記載してません。おそらく関係ないと思われるので。

OS：Lubuntu　※Ubuntu系のディストリです
Software:Softalk1.0.0　stn019309.zipのやつです
Wine:1.7.32　※パッケージのこの時点での最新ビルドかな

それでは以下、実行したこと

１，まず、どのlinuxでもいいんで、最新のwineを入れます。
２，今回はx64版を入れたので、明示的にwineをwin32環境で構築します
３，ターミナルにて


＞　WINEARCH=win32 WINEPREFIX=~/.wine winecfg

　　これでwine32環境のprefixが生成されます。
　　一応、.wineの中身を覗いて、system32のみがwindowsフォルダ下にできていることを確認して下さい。この時点でsysWOW64がある場合は64bit環境のwineになっているので削除してやり直して下さい

４，次に.NET Freamwork4.0　を入れます。winetrikcsを使いますので、それも入れておいて下さい


＞　export WINEARCH=wine32
＞　export WINEPREFIX=~/.wine
＞　winetricks dotnet40

　　※上２行は念の為、です。たぶん無くても大丈夫です
　　ここで仮に途中でインストールが終了した場合は、./wineフォルダを削除して最初からやり直して下さい

５，次からsoftalkです。softalkのVB.NETの最新版でいいと思います、ダウンロードしてきて展開して下さい

６，展開したフォルダ内のSofTalk.exeをクリックして起動するか、しないか。テストして下さい

７，起動すれば、次は音が出るかどうか。何かテキストを打ち込んで、しゃべらせてみて下さい
　　※なぜか自分の環境では「カタカナ」はしゃべりませんでした。なのでカタカナはすべてひらがな等に書き換えて使っています

８，次は録音です。そのまま録音ボタンを押してみて下さい。何かエラーが出る場合は、余分なものが入っている可能性があります。
　　また録音時に「音声なしで」に環境設定をしていると、何故かエラーが出ます。内部処理事情がわからないのですが、何か別ルートで処理される加減でエラーになるみたいです。なので恥ずかしがらずに声を再生させて録音しましょう

９、録音されていたら生成ファイルを再生してみましょう。無事にゆっくりしていたら、あなたもりなっくすでゆっくりできます。お疲れ様でした

と、ここまで見てくれば、特に苦労した風には見えないでしょうが、かなりハマりました。
特に.net関係はいろいろとぶちこみましたが、何かしらエラーを引き起こします。shell32.dllだとかkernel32.dllですとか、とにかくエラーを吐いてしまいました。
あと、windows時代はしゃべらせないで録音してたんですが、これもハマりました。しゃべってないと録音できないとか何でやねん。何が違うねん。と思いましたが、事実そうだったので、処理系が若干違うんだろうと思います。

質問されても答えられるほどの知識量はまだありませんので、あまり突っ込んだ質問はされませんよう固くお願いします。

で、ここからはついで、です。Aviutlでmp4動画を生成する、です。
覚書なんで、本当に簡単に。
以下のものを用意して下さい
・aviutl100.zip
・exedit92.zip
・x264.exe
・x264guiEx_2.04v4.zip
（たぶん自動インストールされないんで、できれば
・boxdumper.exe
・muxer.exe
・remuxer.exe
・neroAacDec.exe）

そして以下のようなフォルダ構成に
aviutlフォルダ
　・aviutl.exe
　・aviutl.ini
　・aviutl.vfp
　pluginsフォルダ
　　・exedit各種ファイル
　　・x264guiEx.auo、.conf、.ini
　　x264guiEx_stgフォルダ
　exe_filesフォルダ　　※windows時代のフォルダを流用したんでどれが必要か不詳
　　・各種dll
　　・boxdumper.exe
　　・muxer.exe
　　・remuxer.exe
　　・neroAacDec.exe
　　・x264.exe　　※自分が使ったのは　x264.2525.x86.exe

こちらのaviutlはまずwineにちゃんとdotnet40が入っているかどうか。次にdotnet20などを入れていないかどうか、が重要みたいです。wine部分は基本、それを守れば動きます。
続いて、mp4エンコードができるかどうか。それは各種の.auoファイルや.exeファイルがちゃんと動くかどうか、です。最終的にx264.exeを色々変えてやると、うまくエンコードできるものに当たりました。最新のx264guiexは使わない方が良いみたいです。大丈夫かもしれませんが、しばらく試す気はないです。

特殊なエンコードとかは使ってないので分かりません。
またsoftalkについても、何か、たとえばtwitterとかを読ませたり、といった使い方はしていないのでできるかどうかは分かりません。なので、基本的な使い方ができればいいや、という人向けかなと思います。

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